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2010年03月16日

調布に縁の深い偉人伝の作品をご紹介します。

 今日は休館日となっていますが,本の紹介でお楽しみください。

 水木さんは,調布に縁の深い「近藤勇」をはじめとして,偉人伝もいくつ作品にしています。
今日はおすすめの2冊を紹介します。

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『劇画近藤勇―星をつかみそこねる男―』 筑摩書房 1989年
 【複製原画展示中】

昭和34年、調布に住居を移した水木さんは、当時の都市化の波が押し寄せていない田舎風景の広がる付近を散歩し、近藤勇の生家のあたりに来ると、その風景から「幕末の調布」を感じ取ったと回想しています。
調布の芋畠を歩いていた農家の子供が新撰組の局長になり、時代に翻弄されたあげく悲しい末路をむかえる―滅びの美学を体現する新撰組のイメージとは異なり、星をつかみそこねる男として、実に泥臭い近藤勇を描いています。


『猫楠 南方熊楠の生涯』 角川書店 1996年

南方熊楠と言えば、知の巨人・偉大な博物学者と称された人です。明治時代の日本にあって、世界の知識人相手に、一歩も引けを取らなかったと言われています。ただ、そのような大学者・知識人であるにもかかわらず、人々から大変な奇人・変人と言われました。日本人離れしたスケールと、権威や常識にとらわれない型破りな熊楠の魅力を、飼い猫の視点から軽妙・ユーモラスに描いています。
 また児童向けの伝記には書かれなかった、熊楠の結婚後の、赤裸々でエロティックな一面も描かれています。巻末に収録された水木さんと中沢新一氏との対談-稀代の大怪人の秘密は「脳力」と「妖力」にあった-は、読者の熊楠に対する驚きを解説したものとなっています。
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    Posted by 水木しげる展 at 09:15│Comments(0)本のご紹介
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